「化石燃料を一切使わない飛行機の開発に取り組まずに、1時間に100万トンもの石油を使い続ける文明が持続できると考えるのは愚かなことだ」とソーラー・インパルス計画を立ち上げ、自らパイロットを務めるバートランド・ピカード氏は語ります。太陽エネルギーだけを動力源として世界一周を実現するこの画期的な飛行機は、軽量のリチウム電池を搭載し夜間飛行も可能です。
ソーラー・インパルスは、完成すれば、グライダーのような外見で、エアバスA380に匹敵する翼長の機体となります。両翼を覆うのは総面積250平方メートルもの太陽電池です。ソーラー・インパルスは、2011年に離陸を予定しており、5日間のノン・ストップ・フライトの後、パイロット交代のため各大陸に着陸します。このプロジェクトはあらゆる意味で、これまでの人類の偉業を書き換えることになるでしょう。「このプロジェクトが成功すれば、再生可能エネルギーの実現を誰も否定できなくなるでしょう。太陽エネルギーで世界一周飛行ができれば、エネルギー効率の優れた自動車や、溶鉱炉、空調システムの製造を不可能だとは言えなくなります」とピカード氏は語っています。
現代社会は、ピカード氏のように先見の明を持ったパイオニアを必要としています。今求められているのは、将来の経済的成功を確かなものとする長期的ビジョンと新たな技術なのです。同様に、そうしたビジョンを実現する上で、強力なパートナーの存在も不可欠です。「ドイツ銀行グループは、環境への取り組みを積極的に行っており、その具体的・象徴的な取り組みの一つが、ソーラー・インパルスという再生可能エネルギーの革新的プロジェクトへの支援です。」とヨゼフ・アッカーマンは述べています。このプロジェクトは、次世代に対する明確で確固とした責任の表れでもあります。
このプロジェクトは、再生可能エネルギーによってもたらされる潜在的な市場規模やチャンスをも反映しています。ドイツ銀行グループは、これまでも、風力や太陽エネルギーに関連したプロジェクトを支援し、環境関連技術を開発する企業への資金調達を支援してきました。さらに、エコロジーや社会的責任と魅力的な投資リターンを組み合わせた金融商品の開発にも取り組んでいます。ソーラー・インパルス計画とドイツ銀行グループは、将来に向けた持続性の確立という明確な目標に共に立ち向かう理想的なパートナーと言えるでしょう。
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