太陽エネルギーだけを動力源とするソーラー・インパルス試作機HB-SIAは、5月13日金曜日の午後9時39分に12時間59分間におよぶ飛行を終え、ブリュッセルの空港に着陸しました。バートランド・ピカード氏とアンドレ・ボルシュベル氏が発案した飛行機は、EUの首都ブリュッセルへの到着を祝福する多くの人々によって迎えられました。このプロジェクトの主要スポンサーを務めるドイツ銀行は、ソーラー・インパルス・チームと共に、持続的な将来に向けて画期的な一歩を踏み出したことを祝福しました。
ソーラー・インパルス試作機HB-SIAは、この度、初めてスイスの国境を超えました。最大の難関は、混雑する欧州の空で平均飛行速度が50km/時と極端に遅い同機の飛行スケジュールを調整することでした。

アンドレ・ボルシュベル氏が操縦する同機は、5月13日午前8時40分、スイスのペイエルンを離陸し、630キロメートルにおよぶ飛行に旅立ちました。高度1,800メートルに到達した後、ナンシーやメッツ、ルクセンブルクのグランド・ダチィの上空を通過し、ベルギー空域へと進み、ブリュッセルのザヴェンテム空港第2滑走路に着陸しました。ソーラー・インパルス・プロジェクトの共同創設者であるアンドレ・ボルシュベル氏は、この度の飛行について次のように感想を述べています。「フランスとルクセンブルグの上空を超え、ヨーロッパの中心であるブリュッセルに着陸できたことに、この上ない感動を覚えます。化石燃料を使わず、騒音や大気汚染のない環境に負荷をかけない飛行に、大変満足しています。」
ソーラー・インパルス・プロジェクトの発案者であり会長を務めるバートランド・ピカード氏は、初めての欧州飛行の目的地にブリュッセルを選んだ理由として次のように述べています。「私たちは、欧州の諸機関と共同で、2011年5月23日から29日までブリュッセルで予定されている再生可能エネルギー促進週間の準備を進めてきました。この度、促進週間の開始に到着が間に合ったことに安堵しています。」
ドイツ銀行グループは、気候変動戦略の一環として、2006年以来ソーラー・インパルス・プロジェクトの主要スポンサーを務めています。当行グループは、気候変動への取り組みを企業としての責務と認識しており、日常の事業運営においてもそれを実践することで、様々な局面においてすべてのステークホルダーを支援しています。当行グループの気候変動戦略は、将来を見据えた持続的な事業戦略の重要な一部となっています。ソーラー・インパルスとのパートナシップは、顧客や従業員、株主、社会一般との積極的な対話を通じて、金融機関としての役割を果たそうとする当行グループの強い決意の表れです。