ソーラー・インパルス映像集

「直ぐにでも飛び立ちたいと願っているかのようです」-広大な空の下での試作機

2009年11月
デュッセルドルフ空港は慌ただしい雰囲気に包まれています。澄み切った空のなか太陽は昇りはじめ、試作機の始動には最高の天候と言えます。約22メートルの試作機は、格納庫から引き出され、ソーラー・インパルス・チームは、真っ直ぐに引き出すには長すぎる4.6メートルもの垂直尾翼を組み立てはじめました。約1,600キロという重さの超軽量飛行機は、手作りの高価な部品で作られているため、すべての動きは完璧でなければなりません。最終的に、飛行機は滑走路のテストサイトへ牽引され、各10HPのモーター4個は、広大な空の下で初めて起動されます。エンジニアの仕事をスムーズにするために、ゴンドラはケースに収められておらず、コックピットはテスト・パイロットのマルクス・シュエーデル氏を強風などの万一の事態から保護するため、一時的に格納されています。アンドレ・ボルシュベルグ氏は「間もなくブレーキを外し、HB-SIAは最初の数メートルを進むことになるでしょう」と述べています。

まるで嵐のなかで橋が回転しているかのようです。-試作機の翼の最初の振動実験は、まもなく無事に終了しそうです。

2009年4月
静かにお願いします!ソーラー・インパルス・チームは、「ソーラー・インパルス試作機HB-SIA」の完全な翼に対して、振動実験を行い、振動によって粉々に破裂してしまう予兆を示すどんな小さな音にも注意を払っています。

 

10トントラックのデューベンドルフへの起伏に富んだ道のり

2009年3月
ちょっとした不注意が過去数ヵ月の苦労を水の泡にすることがあります。当たり所が悪く、窪みや亀裂、破損ができれば、ソーラー・インパルスの試作機をもう一度最初から作り直さなければならないのです。非常に薄いカーボンファイバーで作られた3つの部品を、レマン湖からデューベンドルフのソーラー・インパルス格納庫まで輸送した際の緊張の高まりは、配送の重要性と同じくらい特筆に値します。各々120キログラムもある精微な部品を、200キロメートルもの起伏に富んだ長い道のりを搬送するため、それらの部品は3つの大きな箱に別々に詰められ、大型トラックで一晩かけて運ばれました。しかも護送付きで。デューベンドルフでは、多くの関係者が夜明けの到着を待ち、注意深く格納庫へと運びました。現在、格納庫では61メートルもの長さの翼が組立てられています。

現在「ソーラー・インパルス映像集」で興味深い輸送の旅の一部を記録しています。

実に大きな試作機の翼が製作されています

2009年2月
この大きさを想像できますか?エアバスと同じ翼幅を持つ飛行機が、小型車1台分の重量しかないのです。現在、デューベンドルフで製作中のソーラー・インパルス試作機「HB-SIA」では、61メートルの翼幅を持ちながら、1,500キログラムという機体の軽量化を目指しています。この大きさを実感するには、造船所の端から端までに横たわっている翼のモジュールの一つ(20メートルの部品)を実際に見るまでは分からないかもしれません。驚くべきことに、翼に使用されている0.5ミリにも満たないカーボンファイバーシートが、安定した強度を保っているのです。バートランド・ピカード氏は「サイズと重量、耐久性を考えると信じられないことだ」と述べています。実際、二人のパイロットがこの機体を使ってまもなく飛行するのです。これまでの常識では考えられない取り組みです。

「ソーラー・インパルス映像集」では、試作機の翼の製作や組み立ての全容をご覧いただけます。

「パイロットには、腕力と鉄のような筋力が必要です」-飛行エンベロープ試験

2008年12月
ソーラー・インパルス試作機のパイロットに必要な条件として、バートランド・ピカード氏は「パイロットには、腕力と鉄のような筋力が必要」と話しています。太陽エネルギーの浪費を抑制するため、制御装置は小型化されており、直接、単独で操作することになります。つまり、パイロットが操縦するためには、膨大な力が必要とされます。さらに、アンドレ・ボルシュベルグ氏は「ニュートラルな水平位置をなるべく保つため、操縦には徹底した集中力が必要とされます」と述べています。そこで、パイロットの操縦を支援するため、2つの特別な装置が整えられます。一つは、フライト・コントロール装置で、これは人為的に水平線を保ち、パイロットに機体左右の傾斜角と航空進路を詳細に表示します。もう一つは、マン・マシン・インターフェイスで、これは危険な状況が発生する前に、振動によってパイロットに警告します。

実際の制御コントロールテストに関するビデオは、ソーラー・インパルス映像集「飛行エンベロープ試験」をご覧下さい。

「想像を超えた瞬間でした」-試作機を用いた初回荷重試験

2008年10月

[荷重試験に関する詳しい情報はこちらをご覧下さい]

 

 

「これが、プロジェクトが前進している証です」-風洞試験にて

2008年7月

 

 

「本物の飛行機を操縦しているかのような感覚になった」-2008年ソーラー・インパルス仮想フライト

2008年5月

[2008年仮想フライトに関する詳しい情報はこちらをご覧下さい]

 

 

「とても快適で安全です」-操縦室が完成!

2008年5月

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最終更新日: 2011年6月27日
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