croci_noflash

ドイツ証券株式会社 / 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第117号 / 貸金業者 東京都知事(5)第29674号 / 加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会
クロッキーモデルはドイツ銀行グループが独自に開発した株式分析手法です。当グループではこのモデルを活用し、各種指数を開発し、公表しています。日本においては、ドイツ証券株式会社および国内金融機関が、指数を活用した金融商品を販売しています。クロッキー指数を活用した各種金融商品は、その商品設計により、株式・為替・債券等の市場動向や価格の変動等により、元本を割り込むなどの損失が生じるおそれがあります。また、商品設計により、各種手数料や諸経費等をご負担いただくことになりますので、ご留意下さい。なお、クロッキー指数を活用した金融商品の購入につきましては、各商品を取り扱っている金融機関にご相談の上、説明書・目論見書等の内容を十分にお読みいただいた上で、ご検討下さい。

Show content of クロッキーのご紹介

CROCI*1(クロッキー)モデル

クロッキーモデルは、ドイツ銀行グループが1995年から1996年にかけて独自に開発した株式分析手法です。既に世界の機関投資家から注目され、高い評価を頂いています。

クロッキーモデルは、全世界の大型株約750銘柄を対象として、会計データと企業の経済実態との隔たりを埋める定量的な調整を行い、銘柄分析や新しい指標の算出を行うモデルです。

クロッキーモデルは、新しい理論に基づく株式分析手法ではありません。むしろ、基本とする理論・手法は極めて伝統的かつ古典的です。「企業の現時点での市場における価値」と「企業の経営資源を再構築するために必要なコスト」を評価、比較しますが、これは19世紀の経済学者の著書*2にも出てくる投資における基本的手法です。

そして、クロッキーモデルは、精緻に構築したデータを使用することに注力します。広く知られている基本的な株式分析手法を用い、データの精度を高めることに最も時間と労力をかけて分析することこそが、クロッキーモデルの特徴といえます。

*1 CROCI(クロッキー)は、Cash Return on Capital Investedの略で、「投下資本に対する現金収益比率」という意味の指標です。
*2 アルフレッド・マーシャル(Alfred Marshall)"Principles of Economics"(1890年)


クロッキーモデルのリサーチ体制

ドイツ銀行グループのクロッキー投資戦略&評価グループが、クロッキーモデルにおけるデータ構築および投資指標の算出、投資戦略の立案を行っています。

グローバル・ストラテジー・グループ責任者であるフランチェスコ・カルトの統括のもと、12名のシニア・アナリストと約30名のアナリストが詳細なルール・ブックに基づき、日本株や米国株、欧州株、アジアパシフィック株、ドイツ株等の約750銘柄のユニバースを対象に企業データの構築を行っています。

同グループのシニア・アナリストは、主に機関投資家向けに市場分析レポートや個別銘柄の投資分析レポート作成の他、エクイティ統括部と連携し、投資商品開発の支援や新しい投資戦略の立案を行っています。


クロッキーモデルに基づくバリュー投資戦略の特徴

バリュー投資戦略とは、「企業の現時点の市場における価値」と「企業の経営資源を再構築するために必要なコスト」を比較し、その差である「バリュー」を獲得することを目指す投資戦略です。
「バリュー」とは、たとえば本来100円の価値がある物を80円で購入することで得られる価値のことです。

① クロッキーモデルに基づくバリュー投資戦略は、超過収益の源泉は、“バリュー”だけであるという信念に基づき、
② “バリュー”を定量的に把握するため、客観的な情報のみから会計データを丁寧に“経済データ”に構築し直し、
③ この“経済データ”から算出される“エコノミックPER”という、広く認知されたPER(株価収益率)の延長線上にある投資指標によって、

極めてシンプルに銘柄選択を行う“株式投資戦略”です。


「エコノミックPER」

株価水準を評価する指標としては、 PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)が広く活用されていますが、これらの指標は企業の会計データを基に算出されています。しかしながら、会計データは、会計というルールの枠内における計算の積み重ねであり、会計ルールのなかには様々な理由により経済実態との隔たりのあるものが存在します。

クロッキーモデルは、客観的なルールに基づいて、会計データを丁寧に見直し、経済データに構築し直します。構築された経済データを基に、資産倍率指標、リターンの指標であるCROCI(投下資本に対する現金収益比率)、そして前者の後者に対する割合として割安度指標「エコノミックPER」を算出し、銘柄分析を行います。これにより、国・地域や業種の枠を越えた株価水準の比較が可能になります。

経済的意味を持つ「エコノミックPER」は、会計データに基づく従来のPERに比べて、投資指標として信頼性が高く、優位性があるといえます。

クロッキーモデルに基づくバリュー投資戦略においては、この「エコノミックPER」を基準とし、割安な業種・個別銘柄の選択を行います。


ドイツ証券株式会社 / 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第117号 / 貸金業者 東京都知事(5)第29674号 / 加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会
クロッキーモデルはドイツ銀行グループが独自に開発した株式分析手法です。当グループではこのモデルを活用し、各種指数を開発し、公表しています。日本においては、ドイツ証券株式会社および国内金融機関が、指数を活用した金融商品を販売しています。クロッキー指数を活用した各種金融商品は、その商品設計により、株式・為替・債券等の市場動向や価格の変動等により、元本を割り込むなどの損失が生じるおそれがあります。また、商品設計により、各種手数料や諸経費等をご負担いただくことになりますので、ご留意下さい。なお、クロッキー指数を活用した金融商品の購入につきましては、各商品を取り扱っている金融機関にご相談の上、説明書・目論見書等の内容を十分にお読みいただいた上で、ご検討下さい。

Show content of クロッキー指数

クロッキー指数

ドイツ銀行グループは、クロッキーモデルを生かし、各種指数を開発し、公表しています。これらを総称してクロッキー指数と呼んでいます。

クロッキー指数の構成銘柄の選択にあたっては、クロッキーモデルにより計算される「エコノミックPER」を用います。

また、2004年以降は、クロッキー指数を活用した金融商品を開発、欧州を中心に取扱いを開始しています。2005年からは、日本においても機関投資家向けにクロッキー関連商品を提供しています。

ドイツ銀行グループは、さまざまなアイデアや金融テクノロジーを駆使した知的資本(「インテレクチャル・キャピタル」)の活用に注力しており、クロッキーはその代表格です。


代表的なクロッキー指数

クロッキー日本株指数
クロッキー・ユーロ株指数
クロッキー米国株指数
クロッキー・アジアパシフィック株指数
クロッキー・ドイツ株指数
クロッキー・グローバルセクター指数
クロッキー・アルファペア指数

アルファペア指数を除き、それぞれトータルリターン指数(配当込み指数)とプライスリターン指数(配当を考慮していない指数)があります。


ドイツ証券株式会社 / 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第117号 / 貸金業者 東京都知事(5)第29674号 / 加入協会:日本証券業協会、社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業会
クロッキーモデルはドイツ銀行グループが独自に開発した株式分析手法です。当グループではこのモデルを活用し、各種指数を開発し、公表しています。日本においては、ドイツ証券株式会社および国内金融機関が、指数を活用した金融商品を販売しています。クロッキー指数を活用した各種金融商品は、その商品設計により、株式・為替・債券等の市場動向や価格の変動等により、元本を割り込むなどの損失が生じるおそれがあります。また、商品設計により、各種手数料や諸経費等をご負担いただくことになりますので、ご留意下さい。なお、クロッキー指数を活用した金融商品の購入につきましては、各商品を取り扱っている金融機関にご相談の上、説明書・目論見書等の内容を十分にお読みいただいた上で、ご検討下さい。

Show content of クロッキー日本株指数

クロッキー日本株指数の特徴

croci_img_03_01クロッキー日本株指数は、1996年以降から入手できるデータに基づき、一貫性をもった指数構築プロセス(銘柄選定プロセス)で指数が計算されています。

  • クロッキー日本株指数は、構成銘柄決定にあたってTOPIXや日経225指数などの代表的な株価指数との連動性は意識されません。また、超過収益の源泉は、銘柄選別によるものが100%で、業種配分は超過収益の源泉とされません。
  • 金融セクター(銀行、保険、証券・商品先物取引業、その他金融業)は組入れ対象銘柄から除外されています。
  • クロッキー日本株指数は、TOPIX100指数構成銘柄(金融セクターを除く)のうち「エコノミックPER」の低い30銘柄により等金額ウェイトで構成されます。
  • リバランス(銘柄入れ換え)は毎月一度行われますが、過去のデータ検証によりますと、毎月1~4銘柄が入れ替えられています。

Show content of クロッキー・グローバルセクター指数

クロッキー・グローバルセクター指数の特徴

クロッキー・グローバルセクター指数(CROCI Sectors II Index)は、日本、米国、欧州を代表する約350企業の株式から、セクター毎の投資機会を捉えることを目指した株式投資戦略です。350銘柄を9つのセクターに分類し、「エコノミックPER」を基準に割安と判断される3セクターを選択、そしてさらに選択された各セクターから10銘柄、合計30 銘柄により構成されます。毎月「エコノミックPER」に基づいて選択され、各銘柄が等金額になるように配分されます。

1996年以降から入手できるデータに基づき、一貫性をもった指数構築プロセス(銘柄選定プロセス)により指数が計算されています。


指数構成銘柄の選択と指数の構築手順

img_06_01

*1 GICS(世界産業分類基準)とは、スタンダード・アンド・プアーズとモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)が開発した、企業をセクターと産業に分類する世界的に共通のスタンダードです。GICSにより、投資家や運用会社、投資リサーチ担当者は産業や地域という属性にとらわれずに世界的に切れ目なく企業を比較することができます。10のセクター、23の産業グループ、59の産業、123のサブ・インダストリーに細分化されています。企業の分類は、重大な会社情報の発生時や、新たな情報が開示された場合に見直されます。また、スタンダード&プアーズとMSCIは、市場の変化に対応するため、毎年一回はGICSの仕組みを見直すこととしています。

*2 各セクターにおいて10銘柄の選択が出来ない場合は、他の6セクターからセクターに係らず最も「エコノミックPER」が低い銘柄を選択します。

Show content of その他の国・地域別指数

国・地域別指数

米国やドイツなどの国別、または、欧州やアジア太平洋といった地域別に、クロッキーモデルにより、企業の収益力と、収益力に対する株価の割安度を重点分析し、投資価値の高い株式を選択し、指数化したものです。


クロッキー米国株指数

S&P500*1の時価総額上位251銘柄(金融セクターを除く)のうち、「エコノミックPER」を基準に選択された40銘柄で構成されます。

croci_img_05_01


クロッキー・ユーロ株指数

ユーロ・ストックス大型株指数*4(金融セクターを除く)のうち、「エコノミックPER」を基準に選択された30銘柄で構成されます。

img_05_02


*1 スタンダード・アンド・プアーズ社が算出しているアメリカの代表的な株価指数で、ニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数です。

*2 出所:ブルームバーグ、ドイツ銀行グループ
データ期間:1996年2月~2007年9月月次データ

*3 クロッキー米国株指数は米ドル建てのトータルリターン指数(配当込)であり、クロッキー・ユーロ株指数およびユーロ・ストックス50指数はユーロ建てのトータルリターン指数(配当込)です。これらの指数はすべて1996年2月1日を1,000として比較したものです。

*4 ユーロ・ストックス大型株指数は、欧州の代表的な株価指数で、ユーロ・ストックス指数を構成する株式の中から、大型株約100銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数です。

*5 ユーロ・ストックス50指数は、欧州経済通貨同盟(EMU)加盟国の優良50銘柄で構成される、時価総額加重平均型株価指数です。1991年12月31日を基準日として算出されます。

*6 グラフは過去の実績であり、将来の運用実績を示唆または保証するものではありません。

Show content of クロッキー開発者

クロッキーの父

croci_img_04_01クロッキー開発者のご紹介

パスカル・コスタンティーニ(Pascal Costantini)

パスカル・コスタンティーニは、S.G.ウォーバーグを経て、1995年にドイツ銀行に入行し、同年、ドイツ銀行ロンドン支店調査部の一員として、株式分析手法であるクロッキーモデルを開発しました。その後、ドイツ銀行のクロッキー投資戦略&評価グループのヘッド(統括責任者)を務めました。

パスカル・コスタンティーニは、フランスのリヨン政治学院およびエセック経済商科大学院大学(ESSEC)で学位を取得しています。

Show content of 広告に関する訂正

「クロッキー」広告に関する訂正

【2006年12月29日】

2006年7月24日付け愛媛新聞・静岡新聞、同年7月25日付け日本経済新聞に掲載された弊社「クロッキー」広告中に一部誤解を招く表現がありました。謹んでお詫び申し上げるとともに、訂正をさせていただきます。

正: ドイツ銀行グループは、1996年よりのクロッキー米国株指数やクロッキーユーロ株指数、クロッキー日本株指数などを公表

誤: ドイツ銀行グループは、1996年よりクロッキー米国株指数やクロッキー欧州株指数、クロッキー日本株指数などを公表

1996年は、クロッキー米国株指数、クロッキーユーロ株指数、クロッキー日本株指数の計算・公表に必要なデータ構築・投資指標の算出を開始した年であり、同年2月1日がこれら指数の計算基準日です。これら指数の外部への公表を開始したのは、2004年以降です。

ドイツ証券株式会社