2014/10/26

ドイツ銀行、欧州中央銀行による包括的評価の要件を満たす

ドイツ銀行(銘柄コードXETRA: DBKGn.DE / NYSE: DB)は本日、欧州中央銀行(ECB)が欧州銀行監督機構(EBA)との緊密な協働のもと実施した包括的評価調査の結果を確認しました。この調査は、資産の質調査(AQR)およびストレス・テストから構成され、対象となった銀行の適正自己資本について、異なるストレス・シナリオに基づく審査および各シナリオにおける最低基準レベルとの比較を行いました。

20131231日現在での、ドイツ銀行の所要自己資本指令第4次改正(CRD4)完全適用ベースの普通株式等Tier 1資本(CET1)比率は、段階的導入前で14.57%でした。201411日から発効したCRD4の要件の20%の段階的導入を考慮し、健全性評価に関する調整を含めると、この比率は13.40%となりました。

概要

ドイツ銀行に関する包括的評価の主な調査結果は以下のとおりです。

  • ドイツ銀行は包括的評価の全要件を満たしました。
  • ドイツ銀行の資産の質調査(AQR)においては、その評価額または比率について大幅な調整の必要は見い出されませんでした。これにより、当行の2014年1月1日現在のAQRに基づく調整後の-  CRD4 CET1比率は、上記とほぼ変わらず13.33%となりました。この比率は、要求される基準値である8%を533ベーシスポイント上回っています。
  • ストレス・テストによる「標準」シナリオに基づいた場合のドイツ銀行のCRD4 CET1比率は、12.55%となりました。この比率は、要求される基準値である8%を455ベーシスポイント上回っています。
  • ストレス・テストによる「景気悪化」シナリオに基づいた場合のドイツ銀行のCRD4 CET1比率は、8.78%となりました。この比率は、要求される基準値である5.5%を328ベーシスポイント上回っています。

201411日現在の試算比率 ドイツ銀行 基準値 差異
AQRに基づく調整後のCRD4 CET1比率 13.33 8.00 533ベーシスポイント
ストレス・テストの「標準」シナリオに基づくCRD4 CET1 比率 12.55 8.00 455ベーシスポイント
ストレス・テストの「景気悪化」シナリオに基づくCRD4 CET1比率 8.78 5.50 328ベーシスポイント


今回の包括的評価調査において、当行が2014年第2四半期に実施した85億ユーロの普通株式による増資が考慮されていれば、当行の結果はさらに強化されたものになっていました。

潜在的な訴訟費用は今回のストレス・テストにおいて考慮されていません。2014年年初からの9ヶ月間に、当行は13.6億ユーロの訴訟費用を公表しています。これには当行が第3四半期での計上を予定している89,400万ユーロの訴訟費用も含まれています。

共同チーフ・エグゼクティブ・オフィサーのユルゲン・フィッチェンとアンシュー・ジェインは、次のように述べています。「今回の包括的評価調査の結果は、当行の資本基盤が、厳しい市場ストレスを想定したシナリオにおいても所要規制自己資本を大幅に上回るレベルであることを確認するものです。当行が今年の第2四半期に行った増資は、今回の包括的評価調査には含まれていませんので、当行の資本基盤はその後さらに強化されたことになります。」

さらに、次のように述べています。「また、今回の包括的評価調査は、規制当局と各銀行とが、厳格かつ一貫性のある評価プロセスの中で協働することの価値を示しています。このことは透明性の向上につながり、欧州の銀行システムや規制の枠組みの安定性に対する信頼を増すことに貢献しています。」





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最終更新日: 2014年10月29日
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