2019/07/07

ドイツ銀行、重要な戦略的改革および事業再編計画の概要を発表

2019年7月7日午後4:29 フランクフルト・アム・マイン - ドイツ銀行の取締役会は、長期的な収益性および株主還元の向上に向けて継続中の活動の一環として、同行の事業再編のための一連の施策を発表しました。かかる施策には以下が含まれます。

グローバルな株式事業からの撤退およびコーポレート・アンド・インベストメント・バンク(CIB)のリスク・ウェイテッド・アセット(RWA)の大幅な縮小

ドイツ銀行は、焦点を絞った株式資本市場の業務は維持しつつ、株式セールス/トレーディング事業から撤退します。また当行は既存の非戦略的ポートフォリオの削減を加速することで、債券業務、とりわけ金利関連事業の最適化を進めてまいります。当行は、現在債券業務に帰属しているリスク・ウェイテッド・アセット(RWA)を、全体として約40%削減する予定です。

当行は、撤退または縮小が予定される事業関連資産の効率的な削減を管理するため、キャピタル・リリース・ユニット(CRU)を新設します。CRUに移管される資産および事業は、2018年12月31日現在の数値の基づき、リスク・ウェイテッド・アセット(RWA)740億ユーロおよびレバレッジ・エクスポージャー2,880億ユーロとなります。

これらの施策は、当行が、その中核的かつ市場をリードする事業であるコーポレート・バンキング、ファイナンシング、外国為替、オリジネーションとアドバイザリー、プライベート・バンキングおよびアセット・マネジメントに、より焦点を絞って注力できるようにすることを目的としています。

事業および管理部門の大幅な再編

当行は、調整済コストを2022年に170億ユーロまで削減することを目的としたコスト削減プログラムを実施し、同年における費用収益比率を70%とすることを目指します。

事業再編を進めるため、当行は、2019年第2四半期において総額約30億ユーロの費用の計上を見込んでおり、そのうち2億ユーロは普通株式等Tier 1資本比率に影響する可能性があります。計上される費用には、20億ユーロの繰延税金資産の評価減および約9億ユーロの減損が含まれています。事業再編のための追加的な費用計上が、2019年下半期およびその後の数年度において見込まれています。当行は現在、2022年末までの累積で合計74億ユーロの費用を計上することを見込んでいます。

既存の資本による改革の実施

当行の経営陣は、追加の資本調達を要することなく、既存の資本の範囲内で改革を行うことを目指しています。このことは、当行の現在の資本基盤の厚さ、および撤退しようとしている資産の高品質かつ低リスクの性質に対する経営陣の信頼を反映しています。この決定に関連して、取締役会は2019年度および2020年度は、普通株式の配当の支払いを行わないことを提案する予定です。その他Tier 1証券に係る支払いについては、改革の期間を通じて当行は支払能力を有するものと考えています。

資本およびレバレッジの目標値の更新

取締役会は、将来のビジネス構成は、より低い自己資本要件に合致するものと考えています。ドイツの規制当局との協議を経て、当行は今後の普通株式等Tier 1(CET 1)資本比率の最低要件を12.5%と設定することとしました。大幅なレバレッジ解消のための施策を受けて、当行はレバレッジ比率(完全適用ベース)を2020年末までに4.5%、2022年までにさらに約5%まで引き上げることを目指しています。

暫定的な第2四半期の業績

上記の事業再編関連の費用を含め、当行は2019年第2四半期に、約5億ユーロの税引前損失および28億ユーロの純損失を計上する見込みです。これらの費用を除くと、2019年第2四半期の業績は、約4億ユーロの税引前利益および1億2,000万ユーロの純利益となる予定です。これらの業績は、62億ユーロの収益、56億ユーロの利息以外の費用および53億5,000万ユーロの調整済コストを反映しています。

ドイツ銀行は、第2四半期の業績を2019年7月24日に発表する予定です。

注記:本書における部門に関する数値は、再編による試算ベースの数値であり、暫定的かつ未監査で、変更される可能性があります。





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最終更新日: 2019年7月11日
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