2008/10/30

ドイツ銀行AG、2008年第3四半期に4億1,400万ユーロの純利益を計上

  • 税引前利益は9,300万ユーロを計上
  • コーポレート・バンキング・アンド・セキュリティーズは、12億ユーロの評価減を受け、税引前損失7億8,900 万ユーロを計上
  • 主要エクスポージャーを更に削減
  • 「安定」ビジネスは、4億4,900万ユーロの税引前利益を計上
  • BIS規制コア自己資本比率(Tier 1)は更に改善し、10.3%を達成


ドイツ銀行AG(銘柄コードXETRA:DBKGn.DE/NYSE:DB)は、本日、2008年第3四半期の業績を発表し、当該四半期の純利益が、前年同四半期の16億ユーロに対し、4億1,400万ユーロとなった旨を公表しました。希薄化後1株当たり純利益は、前年同四半期の3.31ユーロに対し、0.83ユーロになりました。税引前利益は、前年同四半期の14億ユーロに対して、9,300万ユーロを計上しました。レバレッジド・ローン、ローン・コミットメント、住宅ローン担保証券、モノライン(金融保証会社)、商業用不動産ローン、売却可能資産の評価減として12億ユーロを計上しました。2008年第3四半期末におけるバーゼルIIに基づくBIS規制コア自己資本比率(Tier 1)は、2008年第2四半期末の9.3%に対して、10.3%となりました。

ドイツ銀行取締役会会長のヨゼフ・アッカーマンは次のように述べています。「2008年第3四半期は、9月に信用リスクが非常に緊迫したことが特筆されます。こうした異常とも言える状況下にもかかわらず、当行は当該四半期に利益を計上することができました。また、市場において強いストレスが存在する現在のような状況下では、資本基盤と資金調達基盤が重要ですが、当行は双方において強固な基盤を維持しています。独ポストバンクの株主持分取得に合意したことは、中核ビジネスの拡大に向けた当行の強い決意を表すものです。」

アッカーマンはさらに、「当行は、現在の極めて激しい市場変動の後も、ビジネスを取り巻く環境は依然として厳しいものが続くと考えています。株式やクレジット市場は極めて厳しい展開が続き、当行はこれらの領域におけるエクスポージャーを監視し続けます。当行は、コア自己資本比率(Tier 1)の目標を10%に引き上げた一方、レバレッジレシオ(負債比率)を引き下げることでバランスシートの圧縮に取り組むことを公表しました。2008年末までには、こうした特に重要な施策において、大きな前進を示すことができるものと確信しています。さらに、極めて不透明な市場環境において資本力の維持に努める一方、配当方針とのバランスを図っていく所存です」と述べています。

当行保有の債券に対する公正価値オプションの適用に関して、当行は、前四半期までとの一貫性を保ち、ごく一部の債券のみに適用した結果、2008年第3四半期に1億4,600万ユーロの利益を計上しました。比較のため、2008年第3四半期に全ての当行保有の債券に公正価値を適用したと仮定すると、これによる利益は20億ユーロ超となります。

2008年10月、EUはIAS(国際会計基準)第39号およびIFRS(国際財務報告基準)第7号の修正を支持し、経営陣の意向が明らかに変化した場合は、売買目的有価証券と売却可能有価証券の区分を変更できる「金融資産の区分変更」を認めました。この修正に基づき、当行は、2008年第3四半期において取引可能な市場が存在せず、経営陣が当面保有を継続する意向の売買目的有価証券と売却可能有価証券の一部資産をローンに区分変更しました。こうした金融資産の区分変更が行われなかった場合、2008年第3四半期に、区分変更した金融資産への公正価値の適用により8億4,500万ユーロの損失を計上したことになり、さらにそれらの金融資産に関連する5,300万ユーロの純利息収入の計上はされなかったことになります。

※詳細は、本文下のPDFファイルをご覧ください。





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最終更新日: 2013年2月26日
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