国内の大学大学院を卒業し、ドイツ銀行グループに新卒として入社しました。学部修士ともに専攻は物理で在学中には短期で欧州への留学を経験しました。欧州で幼少期を過ごしたことから親しみがあったドイツ銀行グループに自然と心惹かれ、採用プロセスにアプライしました。金融のバックグラウンドはなかったものの、大学での専攻を生かせる職種を紹介していただき、さらには志高くも親しみやすい沢山の社員の方々に採用プロセス中に出会い、入社を決断しました。面接においては、ありのままの自分を出すことを意識しました。わからないことをわからないと正直に面接官の方にお伝えしたとき、その当時面接官だった方が私のことを考えて言ってくださったアドバイスは今でも心に残るくらい親身でとても嬉しかったです。
入社後すぐの夏にはロンドンで新人研修がありました。世界各国の新卒入社同期が一堂に会し、海外オフィスの同期とのコネクションや金融知識を養いました。授業はゼロベースでもわかるように進められ、金融のバックグラウンドがなく不安だった私にはとても心強かったことを記憶しています。勉強もさることながら、当時出会えた海外オフィスの同期の中には今でも連絡を取り合う友人もおり、非常に貴重な経験だったと感じます。
現在、株式調査部に所属しています。株式調査部では、事業会社の企業業績や事業環境分析を通して、当該企業の将来業績や株価を予想し、投資アイデアを機関投資家のお客様に提供します。ジュニアポジションにある私は、シニアアナリストの仕事をサポートしつつ、将来一人前のアナリストになるためのいろはを横で学んでいます。四半期に一度訪れる、企業が業績を発表する決算期には、担当企業の決算説明会参加や企業訪問取材がメインとなります。決算期以外は、担当各社の業績予想モデルのアップデートや業界エキスパートとの取材等を通した事業環境分析を主にしています。それらをまとめたリサーチレポート作成のサポートやお客様への投資アイデアの提案資料作成も重要な業務の1つです。
社内外どちらもグローバルに仕事をする機会は多いです。社内の場合、担当企業の他国競合他社の状況や事業環境を知るためにも、定期的に国外のチームメンバーと情報交換をします。担当が製造業ということもあり、サプライチェーンが世界各国に広がっていることから、海外にいるアナリストと一緒にコラボレーションレポートを書くこともあります。こうして完成したレポートは社外のお客様へ配信されます。配信されたレポートに関するお問い合わせは国内外のお客様からいただくため、世界との繋がりを日々実感しながら仕事をしています。
休日は友人たちと過ごすことが多いです。他愛のないお喋りを通じてそれぞれが今どういったことをしていて、どういった楽しみや大変さがあるかを聞くと、一気に世界が広がった気になります。全く知らなかったことを新しく学べたり、各方面で活躍しているそれぞれのお話を聞いては刺激を受けたり、同じような悩みを持っていて笑い合ったりと、普段なかなか会えない人と過ごす時間はとても貴重だと日々感じています。
それ以外の活動として、学生時代はダンス系の運動をずっとやっていたので体を動かすことが好きで、最近は色々な種類のヨガに挑戦したり、ボクササイズに良く行きます。卒業した大学のボート大会に在校生に混ざって参加したり、ボルダリングをやってみたり、様々なスポーツを楽しんでいます。会社が所属している慈善団体のチャリティーイベントに参加したり、NPO法人を介して学生に英語を教えるボランティア活動にも参加しました。