プレスリリース July 12, 2021

ドイツ銀行、2021年ユーロ・マネー外国為替調査でアジア太平洋地域において2位を奪還

ドイツ銀行(XETRA: DBKGn.DB / NYSE: DB)は、今週発表されたEuromoneyの2021年外国為替 調査のアジア太平洋地域総合市場シェア部門で、2020年の第5位から第2位に躍進しました。同地域の通貨市場におけるシェアは、昨年の7.24%から12.21%へと大幅に拡大し、競合行をしのぐ結果となりました。

ドイツ銀行のアジア太平洋地域のコーポレート・バンクおよび債券および為替部門の責任者であるデビッド・リンは、「アジア太平洋地域のプラットフォームへの投資、特に顧客へのサービス向上のための主要な技術アップグレードが、今年の大幅な市場シェアの拡大につながったことを嬉しく思います。コロナウィルスの感染拡大により電子取引の注文量が急増しました。この間、200社のお客様にご利用いただき、アウトバーン電子取引プラットフォームで130万枚のFXチケットを処理しました。この電子化の流れは今後も続くと予想しており、それに対応するためにプラットフォーム全体の技術を継続的に向上させることに注力してまいります。」と述べています。

また、「当行は、数十年にわたり、アジアのFX市場の発展における主導的な役割を果たしてきました。今後もアジア太平洋地域のローカル市場とともに事業を成長させていきたいと考えています。」と付け加えました。

世界的には、当行は63の個別カテゴリーのうち、オプション部門1位、スワップ部門1位、Electronic FX(短期スワップを含む)部門1位、銀行部門1位など、13のカテゴリーで1位を獲得しました。

ユーロ・マネーFXサーベイは、FX市場に関する最も詳細な定量的・定性的な年次調査のひとつです。今年の調査では、世界中のトレジャラー、トレーダー、投資家を含む2,000人以上の市場参加者が、通貨取引に使用している銀行を取引量とサービスの質の両面から評価しており、その結果が発表されました。

昨年、ドイツ銀行は、シンガポールにe-FX取引のハブを設立することを発表、また、自動化されたワーク・フローを活用し、制限付き通貨市場における顧客のトレジャリー・プロセスを簡素化するツール「GEM Connect」を立ち上げました。

ドイツ銀行は、ベトナムやスリランカ向けにアウトバーン・プラットフォームで新商品を発売するなど、アジア太平洋地域のローカル市場での取引能力を大幅に強化しています。

また、タイの非居住者適格企業向けの初のオンショアFXヘッジを完了、市場の標準となる画期的なESGリンクFXヘッジソリューションを構築するなど、最近、同地域で多くの分野で市場にいち早く参入しています。


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