ドイツ銀行(銘柄コードXETRA:DBKGn.DB/NYSE:DB)は、本日、ドイツ銀行の取締役会について、顧客ニーズ、当行の成長分野、および卓越した分野へより焦点を絞り、注力するための変更を発表しました。さらにスリム化した経営陣は、当行のグローバル・ハウスバンク戦略の実行の加速化を任務としています。この厳しい環境の背景に対応するべく、コスト管理および内部管理は引き続き重要な分野となります。
既に公表したとおり、プレジデント兼プライベート・バンク、アセット・マネジメントならびにドイツおよびEMEA地域の責任者であるカール・フォン・ローアは、2023年10月末に満了する取締役会メンバーとしての現在の任期後にあたり、契約更新をしない意向を固め、監査役会に通知しました。
米州地域のCEOおよび取締役会メンバーである、クリスティアナ・ライリーは、ドイツ銀行を離れ、新たな機会に挑戦することを決意しました。彼女は、2023年5月17日の年次株主総会の翌日に退職する予定です。
よりスリム化した新しい取締役会は、9名で構成されます。クラウディオ・デ・サンクティスは、遅くとも2023年11月1日付で取締役会に加わり、プライベート・バンクの責任者に就任します。彼は、近年、インターナショナル・プライベート・バンク(IPB)の責任者を務めており、リテール・ユニットおよびウェルス・マネジメント・ユニットの双方の改革を成功させ、将来の成長につなげています。
プレジデント兼チーフ・フィナンシャル・オフィサーのジェームス・フォン・モルトケは、遅くとも2023年11月1日付で、現在の役割に加え、ドイツ銀行がDWS株式の過半数を保有するアセット・マネジメント部門の責任者に就任します。
規制当局との関係ならびに法務およびガバナンス、コンプライアンスならびに金融犯罪対策(AFC)の責任者を務めるチーフ・アドミニストレーティブ・オフィサー(CAO)のシュテファン・シモンは、2023年5月18日付で、米州地域の責任者を兼任することとなり、ニューヨークへ移転する予定です。彼は当該地域にて、顧客および投資家をカバーするだけでなく、ビジネスの発展を支援することに加え、規制要件を満たすという目標を優先事項とします。シモンは、成長するビジネスラインに組み込まれる最高水準のリスクおよび統制の文化を確立することを任されることとなります。
ドイツ、欧州、中東およびアフリカ(EMEA(英国およびアイルランドを除きます。))ならびにアジア太平洋地域の地域責任は、遅くとも2023年11月1日付で、アレクサンダー・フォン・ツァ・ミューレンのリーダーシップのもとで統合される予定です。彼は、顧客サービスをよりグローバルに最適化するために、ドイツ銀行の顧客中心主義を育み、部門間および地域間の連携を強化します。フランクフルトおよびアジアにオフィスを構え、担当地域の主要な顧客およびステークホルダーと当行との関係を管理することになります。彼は、財務、戦略、キャピタル・マーケッツおよび地域担当の職務で培った豊富な経験を活かし、当行の国内市場の顧客はもとより、グローバルな銀行業務を必要とする海外顧客の増加に対応するため、当行がグローバルなサービスを提供するための重要な牽引役となります。
かかる新体制において、ドイツ銀行の改革を成功させたレベッカ・ショートは、拡大したチーフ・オペレーティング・オフィサー(COO)の役割を6月1日付で引き継ぐ予定です。同役職において、彼女は、当行グループ全体のコストに関して主要責任を負うことになります。また、当行全体の業績および成果の関連性を強化するため、人事およびグローバル不動産もCOOの管轄となります。ショートは、引き続き改革および規制緩和ガバナンスを監視します。
ファブリツィオ・カンペッリ(コーポレート・バンクおよびインベストメント・バンク)、ベルント・ロイケルト(テクノロジー、データおよびイノベーション)ならびにオリヴィエ・ヴィニュロン(チーフ・リスク・オフィサー)の役割に変更はありません。
監査役会会長であるアレックス・ワイナンツは次のように述べています。「過去数年間、クリスティアン・ゼーヴィングは、彼のリーダーシップ・チームとともに、厳しい環境下でのドイツ銀行の包括的な改革を成功させ、将来の成長に向けて体制を整えてきました。」「取締役会は、今こそドイツ銀行の成長戦略の次の段階にフォーカスするフェーズにあり、持続可能な収益性、効率性および効果的な統制がこれまで以上に重要となります。新しいリーダーシップ・チームは、これを達成するためにドイツ銀行を最適な状態にします。」
ワイナンツは、退任する米州地域のCEOについて次のようにコメントしています。「クリスティアナ・ライリーは、当行の米州事業を再配置し、重要な現地のステークホルダー・グループとの関係を持続的に改善し、同地域の文化強化において目覚ましい成功を収めてきました。クリスティアナのこれまでの尽力に感謝の意を表するとともに、彼女の今後の活躍を祈ります。」
上記の異動は、通常の規制当局の承認を条件としています。
この記事をダウンロードする
ドイツ銀行(銘柄コードXETRA:DBKGn.DB/NYSE:DB)は、本日、ドイツ銀行の取締役会について、顧客ニーズ、当行の成長分野、および卓越した分野へより焦点を絞り、注力するための変更を発表しました。さらにスリム化した経営陣は、当行のグローバル・ハウスバンク戦略の実行の加速化を任務としています。この厳しい環境の背景に対応するべく、コスト管理および内部管理は引き続き重要な分野となります。
既に公表したとおり、プレジデント兼プライベート・バンク、アセット・マネジメントならびにドイツおよびEMEA地域の責任者であるカール・フォン・ローアは、2023年10月末に満了する取締役会メンバーとしての現在の任期後にあたり、契約更新をしない意向を固め、監査役会に通知しました。
米州地域のCEOおよび取締役会メンバーである、クリスティアナ・ライリーは、ドイツ銀行を離れ、新たな機会に挑戦することを決意しました。彼女は、2023年5月17日の年次株主総会の翌日に退職する予定です。
よりスリム化した新しい取締役会は、9名で構成されます。クラウディオ・デ・サンクティスは、遅くとも2023年11月1日付で取締役会に加わり、プライベート・バンクの責任者に就任します。彼は、近年、インターナショナル・プライベート・バンク(IPB)の責任者を務めており、リテール・ユニットおよびウェルス・マネジメント・ユニットの双方の改革を成功させ、将来の成長につなげています。
プレジデント兼チーフ・フィナンシャル・オフィサーのジェームス・フォン・モルトケは、遅くとも2023年11月1日付で、現在の役割に加え、ドイツ銀行がDWS株式の過半数を保有するアセット・マネジメント部門の責任者に就任します。
規制当局との関係ならびに法務およびガバナンス、コンプライアンスならびに金融犯罪対策(AFC)の責任者を務めるチーフ・アドミニストレーティブ・オフィサー(CAO)のシュテファン・シモンは、2023年5月18日付で、米州地域の責任者を兼任することとなり、ニューヨークへ移転する予定です。彼は当該地域にて、顧客および投資家をカバーするだけでなく、ビジネスの発展を支援することに加え、規制要件を満たすという目標を優先事項とします。
シモンは、成長するビジネスラインに組み込まれる最高水準のリスクおよび統制の文化を確立することを任されることとなります。
ドイツ、欧州、中東およびアフリカ(EMEA(英国およびアイルランドを除きます。))ならびにアジア太平洋地域の地域責任は、遅くとも2023年11月1日付で、アレクサンダー・フォン・ツァ・ミューレンのリーダーシップのもとで統合される予定です。彼は、顧客サービスをよりグローバルに最適化するために、ドイツ銀行の顧客中心主義を育み、部門間および地域間の連携を強化します。フランクフルトおよびアジアにオフィスを構え、担当地域の主要な顧客およびステークホルダーと当行との関係を管理することになります。彼は、財務、戦略、キャピタル・マーケッツおよび地域担当の職務で培った豊富な経験を活かし、当行の国内市場の顧客はもとより、グローバルな銀行業務を必要とする海外顧客の増加に対応するため、当行がグローバルなサービスを提供するための重要な牽引役となります。
かかる新体制において、ドイツ銀行の改革を成功させたレベッカ・ショートは、拡大したチーフ・オペレーティング・オフィサー(COO)の役割を6月1日付で引き継ぐ予定です。同役職において、彼女は、当行グループ全体のコストに関して主要責任を負うことになります。また、当行全体の業績および成果の関連性を強化するため、人事およびグローバル不動産もCOOの管轄となります。ショートは、引き続き改革および規制緩和ガバナンスを監視します。
ファブリツィオ・カンペッリ(コーポレート・バンクおよびインベストメント・バンク)、ベルント・ロイケルト(テクノロジー、データおよびイノベーション)ならびにオリヴィエ・ヴィニュロン(チーフ・リスク・オフィサー)の役割に変更はありません。
監査役会会長であるアレックス・ワイナンツは次のように述べています。「過去数年間、クリスティアン・ゼーヴィングは、彼のリーダーシップ・チームとともに、厳しい環境下でのドイツ銀行の包括的な改革を成功させ、将来の成長に向けて体制を整えてきました。」「取締役会は、今こそドイツ銀行の成長戦略の次の段階にフォーカスするフェーズにあり、持続可能な収益性、効率性および効果的な統制がこれまで以上に重要となります。新しいリーダーシップ・チームは、これを達成するためにドイツ銀行を最適な状態にします。」
ワイナンツは、退任する米州地域のCEOについて次のようにコメントしています。「クリスティアナ・ライリーは、当行の米州事業を再配置し、重要な現地のステークホルダー・グループとの関係を持続的に改善し、同地域の文化強化において目覚ましい成功を収めてきました。クリスティアナのこれまでの尽力に感謝の意を表するとともに、彼女の今後の活躍を祈ります。」
上記の異動は、通常の規制当局の承認を条件としています。
この記事をダウンロードする