プレスリリース November 17, 2025

日本における ドイツ銀行グループ、2025年「PRIDE指標」で「ゴールド」認定を獲得

日本のドイツ銀行グループ(以下ドイツ銀行)は日本のインクルーシブな職場を推進する、ワーク・ウィズ・プライド(以下wwP)より、「ゴールド」を獲得したと発表しました。今回の受賞は8度目となり、LGBTQ+従業員にとってインクルーシブな職場環境を醸成するための長年にわたる取り組みがあらためて認められた事になります。

またドイツ銀行は今年、多様性とインクルージョンの推進が持続可能な成長と社会的責任の両面で不可欠であると言う考えをあらためて示す2つのイベントに取り組みました。


■ LGBTQ+インクルージョンに向けた投資家ガイド
ドイツ銀行はOpen for Businessによる「LGBTQ+インクルージョンに向けた投資家ガイド」の発行に協賛、2025年4月東京ではdbPrideグローバル・チェアのジョン・ティリを招き、顧客向けイベントを開催しました。パネルディスカッションでは、LGBTQ+インクルージョンがいかにビジネス上重要であるかをテーマに、多様な視点から活発かつ有意義な議論が交わされました。Open for Business (O4B) との共同開発による本レポートは、日本語に翻訳され、当イベントに出席者顧客に配布されました。
ジョン・ティリは次のように述べています。「LGBTQ+インクルージョンに向けた投資家ガイドは、投資家がLGBTQ+インクルージョンに明確な関心を持っていることを示しています。インクルーシブな企業は、経営管理が行き届いた企業でもあります。」

本レポートは、英国、米国、ドイツ、オーストラリアの上場企業290社を対象としており、以下の要点が明らかになりました。

  • 高い利益率: LGBTQ+の透明性スコアが最も高い上位25社は、スコアが最も低い企業と比較して、利益率が2.3倍高い。
  • レピュテーション(評判)の高さ: インクルーシブな上位25社のうち14社が「フォーチュン誌 世界で最も賞賛される企業リスト」に掲載されている一方、インクルーシブでない企業ではわずか7社にとどまった。
  • 優秀な人材の確保と維持: インクルーシブな企業方針は、先進的かつ実力主義的な姿勢を示し、優秀な人材の獲得と維持を促進する上で重要な役割を果たす。

wwp2025
(左)dbPride Japanのヴァイディ・ガナパティ(右)日本におけるドイツ銀行グループのチーフ・オペレーティング・オフィサー、中野知彦

 

■ Tokyo Pride 2025 Pride Paradeへの参加
ドイツ銀行の従業員とその家族は、過去最多となる15,000人が参加した東京プライドパレード2025に参加しました。この積極的な参加は、職場を超えて平等を推進するという当行のコミットメントを反映しています。

最後に本受賞について日本のドイツ銀行グループのチーフ・カントリーオフィサーである本間民夫は次のように述べています。
「LGBTQ+インクルージョンに向けた私たちの継続的な取り組みが再び認められたことを嬉しく思います。社員が自分らしく、ありのままの姿で最大限の能力を発揮できる職場環境の構築は、ドイツ銀行グループにとって引き続き最優先事項です。」


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